外国人参政権
外国人参政権
最近よくこの件について聞かれます。私の見解を説明するため、市民に頂いたメールと私の返事を掲載致します。
(市民からのメール)
ビアンキ・アンソニー様
私は犬山市に住む20代の主婦です。
今、与党民主党が外国人に参政権を与えようとしています。私はこの政策に大きな懸念を感じます。仮に地方参政権だけであったとしても外国人が日本の政治に影響を及ぼすことができます。
犬山では市議の当選ラインは800票程度。犬山に住む外国人の数を考えると、「外国人の意見を取り入れなければ選挙で当選できなくなる」状況が確実に生まれます。これは国益に反することですし、過去の判例でははっきりと「違憲である」とでています。すでに多くの地方自治体で「地方参政権付与に反対する」と正式にコメントを出しています。
ビアンキさんのように日本を愛し、日本国籍を取得してくれる方は大歓迎です。
しかし、選挙権を与えようとしている人たちは、反日であり、選挙権を与えることによって出る悪影響 は甚大だと思います。
犬山市の地方参政権についての姿勢はどういったものでしょうか?
教えてください。
参考URLを載せておきます。ごらんください。
(リンクを削除させて頂きます)
(私の返事)
メールありがとうございました。最近よくこの件について聞かれますので、少し長くなりますが、私の意見を述べさせて頂きます。この内容については、自分のHPに掲載させて頂きたいと思っておりますのでよろしくお願いたします。
民主党が進めている法案が、永住権(特別永住権と一般永住権)を持っている外国人対象だと思っております。ちなみに、共産党、公明党、民主党と、党として、(しかし、議員と党委員個々の意見を持っているようです)同じような姿勢です。私が知っている限り、民主党は1998年と2002年。公明党は、2005年に国会に同様の法案を提出しています。すべて、否決されました。私の個人的な推測ですが、今回、この法案は提出されないと思っております。メールで質問のあった犬山市の姿勢については、述べることは出来ません。(最後に市議会の動きについては簡単に報告致します。)
やはり、国籍と永住権は違います。投票権は国民の権利だと思っており、永住権を持つ方々に与える必要はないです。ほとんどの国はそうです。他に細かい理由や考えなどを持っていますが、基本的に本件について、それは私の意見です。
私がこの件について賛成が出来ないとしても、反対している方々の一部の論理の中には、気になるところもあります。簡単にいえば、法案を提出しようとしている党や政治家に対して反対討論しようとするよりも、永住権を持っている外国人を悪者にしようしている。ある反対者によって、外国人には日本を奪取陰謀があるような誇張した表現を使い、一般国民を怖がらせようとしている。メールで送っていただいた参考のリンクの中にも、そういったところもあります。掲載されたことは極端に傾いて、差別的なこともあり、目的は漠然な恐怖感を広げるためとしか思えない。正直に言えば、レベルの低い批判すべき議論である。それによって、感覚が本質から危ない方にずれてしまう。 それは日本人にも、在住外国人にもプラスになるわけはありません。参政権に反対するため、在住外国人を悪者にするよりも、法案を提出しようとしている政治家と政党の意図を問い、討論するべきです。
頂いたメールの中で、「選挙権を与えようとしている人たちは、反日であり、選挙権を与えることによって出る悪影響は甚大だと思います」とか「犬山に住む外国人の数を考えると、外国人の意見を取り入れなければ選挙で当選できなくなる状況が確実に生まれます」と 書かれていました。 永住者のなかには、日本人と結婚している、日本人の子供を持つ、日本人の親戚や仲間がいる方達も多いです。 それを踏まえて、永住権を持つ外国人皆が本当に反日、社会に対する脅威と思われますか?そうは思われないでしょう。犬山の例も出ていました。市議当選ラインは800ぐらいと書かれました。(ちなみに、そのラインは問題だと思っておりますので、議員定数を減らせばいいのですが、それは別の話になります。)
とにかく、調べてみると、犬山市に住んでいる外国人の中には特別永住者は約200人、一般永住者は約650人だそうです。年齢別は分かりませんが、皆が投票権を持っても、犬山市に有権者は約59,000人。その中に含まれても、その850票は大した影響をもたらすわけはありません。推薦してはいませんが、その850人の方々は投票権を持っても、応援する候補者を当選させることができても、その候補者は日本人以外の方はあり得ないですし、なぜ自動的にその候補者と永住者が反日行動をするとか、悪影響を起こすと思われているのかは理解しにくいです。
私は、外国人への参政権に賛成しないが、反対するために恐怖と差別を利用する方々と肩を並べることは出来ません。ここに大きなポイントがあります。差別を許す人間はいつか差別の被害者となってしまう。
本件に戻りますが、実はほとんどの永住権を持っている外国人は参政権に期待していないと思うし、本人たちから集団としてこの法案を進めているとは思えない。皆さんは貴方と私と同じように普通の日常生活をしていると考えられる。ですから、繰り返しになりますが参政権に反対するため、彼らを悪者にせず、法案を提出しようとしている日本人の政治家と政治団体に直接レベルが高い討論をすることが正しいと私の意見として述べさせて頂きます。
宜しくお願い致します。
ビアンキ
追伸。3月議会で、本件に関係ある請願を多数で議決しました。それによって、国へ意見書を送ることになりました。簡単に言えばその内容は永住者に投票権を与える法律を作らないでという。私はそれにのりませんでした。その訳は、本文に書いたように法案が出る気配がなく、必要がないし、請願の提出団体の観念形態に賛成ができません。議員として公に意見を宣言する必要があれば、参政権に賛成出来ないことを自分の観念による説明をさせて頂きます。
3/26/10
