後 期高齢者医療制度
11月臨時会での発言
言うまでもなく、 高まっている医療費は最大の問題です。解決するには総合的な計画が必要と考えられます。この制度は国が進めている対策の一つだと思っておりますが、様々な 改革や新対策を進めなければならないと思われます。
それで「国の総合的な戦略は何ですか。」「その戦略のなかで本制度の役割と必要性は何ですか。」そして、もう一つ、「どのような効果を予測しています か。」今日はそういったこと、条例の設置案について質疑を行うつもりでしたが、受け付けてはいただけませんでした。
質疑になるか、ならないかは微妙なところと分かっていますが、これ位の基本的なことを示していただけずに判断が出来ないと思っております。今迄、この連合 のなかでこのような議論や説明が十分でなかったたことには間違いありません。今回の集まりがわずか二回目でしかないのに、全体の戦略や本制度の必要性や予 測された効果を聞くことができないなら、条例の設置案を採決しようとするはおかしいです。
「ビアンキがそのような意見を述べたいなら、討論しかないです」と言われました。それで、この状況で賛成できないので、やむを得えず、私は反対討論いたし ます。まだ決まっていないところ、明確でないところがあり過ぎのなかで、今日の議案が上がってくるには早いです。
詳細について、国のレベルで行っている動きを含め、 制度の中身や実施にはまだ決定していないところがたくさんあります。本制度が無駄なお金を費やしながら機能しない制度になる恐れがあります。その環境のな かで、今日、この条例を設置しようとするのはおかしいです。
来年の4月1日に間に合うように、職員がかなり慌てているような気がします。個人で聞けば、もう半年、1年があればいいといっています。その為に十分な事 務的な準備ができるかの心配があります。議員として、もう少し議論したくても、国が4月1日と決めてしまっていることなのでしょうがないです。それならば 国が勝手にやっていけばいいことです。国に言われて地方職員が何でもする、地方議員が何でも首をたてにふる。このおざなりな扱いかたはいけません。地方分 権はどこにあるか、何で東京でくしゃみをすれば、我々がインフルエンザにならなければならないのか?私はどこから命令があろうとも、議員としての責任を放 棄しません。
それはそれですが、何よりも心配しているのは対象としている高齢者の皆さんです。彼らの生活にどのような影響をするのか心配しております。今日、それを分 析しているかどうかということも聞こうと思ったけど、もちろんだめでした。
私の母は79歳です。アメリカで彼女の世代は The Greatest Generation と言われています。戦中と戦後無欲で頑張り国を強くした。日本人の同様の世代にも同じことが言える。本制度の対象者は日本の Greatest Generation 。戦後、彼らの動力で現在の我々があり、豊かな国で生活しています。彼らが現役のとき、国民の義務として、税金、年金と保険料を払ってきました。高齢にな り、我々の政策を決める権利をもった先輩たちに安全に暮らせる約束をいただきました。我々がその約束を破る前に、徹底的に議論しなければならないです。
財政弱者が犠牲者にならないよう、十分気を使わないといけないです。福祉のポリシーを変えると想像もしない重大な結果をもたらす。 北九州の実例もあります。この豊かな日本で「おにぎりを食べたい」とノートに繰り返し繰り返し書きながら死ぬ訳にはいきません。必要な治療が受けられなく なるための犠牲者がないように徹底的に議論しなければならないです。
できるだけ彼らが安心に暮らせるようにしたいと思っております。繰り返しますが、日本では医療問題について総合的な解決を探さなければならないです。その なかで本制度が必要かもしれませんが、 日本の Greatest Generation の為、もう少し慎重に審議してもいいと思っております。彼らに、少なくてもそれ位の配慮を払う義務がある。特に、私からそれをいう 必要もないはずです。
皆さん、もう少し 視野を広く、 慎重に、医療問題を扱っていきましょう。以上です。
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