前例よりも前進 条例よりも常識 2004年秋号 VOL.6



■9月定例議会一般質問のダイジェスト
下記写真は、一般質問時、配布したものです。



石畳がなくなったところです

ぼろぼろになってしまったベンチ。

伸びすぎた草のなかに倒れている記念碑。

伸びすぎた草、乾いている落ち葉や枝の中の灰皿です。隣に「火遊びはやめましょう」のサインが立ています。

鉄条網の上、伸びすぎた枝の中からお城の一部しか見えません。
1. 情報公開: 入札結果などを市のHPに掲載することについて
市民が犬山各地での出来事に詳しいということは重要でそのことは町の強みになります。そしてそれを実現させるには情報公開が必要です。議会インターネット放送は今回を含めて三回目になります。今まで4,000人以上の方に見ていただきました。そのことは、機会があれば市民は知る権利を行使するというりっぱな証拠です。依頼があって情報を公開するというのではなく、我々は大切な情報を普段からアクセスしやすくしなければならない義務があると理解しなければなりません。市が膨大なデータと情報を生み出す中で何をいかに公開すべきか、ということは判断に難しいことですが、明らかに公開すべき内容、誰もが議会と同じように公開したほうがよいという案件がいくつかあると思います。それらは財政と関係のある案件が多いはずです。言うまでもなく市民は市がどこでどのように財政を使っているか知る権利があるのは言うまでもないことです。前回入札の透明さについて質問がありました。これは大事なことです。どんな仕組みでも情報公開は透明さを高くすることは間違いありません。うちのインターン生は愛知県の市町村中から23ヶ所のところを調べてくれました。そのなかで21の自治体がホームぺージに入札情報を掲載してあります。公開できる膨大な情報の中から入札情報を公開すべきと判断している方が圧倒的に多数です。犬山市のホームぺージに入札の情報、要するに案内、落札者、落札金額と予定価格などを公開することについてどう考えられますか。ご答弁ください。

回答:
議員ご質問につきまして、市民生活においては、飛躍的にインターネットが普及しており、積極的な情報公開の推進を図るために有効な手段と考えています。準備が整い次第、入札情報を市のホームページで公開していきます。

1-1. 情報公開: パブリック・コメント(市民の意見)制度について

情報公開と市民からの意見を聞くことは同じ硬貨の裏と表です。情報公開をすると結果として意見を引き出すことになります。したがって市民が意見を表現ができるところがあればいいと思います。元教え子に授業で勉強していることを紹介してもらいました。それはパブリックコメント制度でした。簡単に言えば、パブリック・コメント制度は公共広場です、市民が自由に意見を表現できるところです。最新の技術も、つまりインターネットを通じて意見を表現するので新しい現象と思われがちですが以前からあった制度です。古代のローマの公共広場での公開討論、日本でも昔から目安箱制度がありました。現代でいえば、新聞の読者欄とかラジオトークショーなどがあります。犬山広報でも市民の声というのが掲載されています。最も市民が市の様々な計画や方針と最新課題などについて意見を表現や交換できるのが電子掲示板です。市民へのメリットははっきりしています。そして、市民の代弁者の役割をする我々議員と市民の公益のために働く行政にとり住民の意見をより多く聞くことができ大いに参考になります。ポイントは市民が市の各計画などについてふさわしい書類などを見ることができ、気楽に意見を出すことができる制度が望ましいです。そして我々議員と行政の皆さんだけではなく、市民同士がお互いの意見を参考にすることができる。市民の声に大きなフォーラムの場を提供する、要するに犬山市で市民の公共広場を作ることについての考えをお聞かせ下さい。

回答:
当市においては「広報いぬやま」で情報公開し、広報の「市民の声」欄やHPの電子メールを利用し、広く市政に対するご意見や苦情受け付けしています。制度化こそしていないものの一種のパブリックコメントではと思います。この制度の必要性を感じており,実施を前提に資料を収集するなど、今年度中にも導入する考えてあります。

2. 犬山丸の内緑地の管理について

6月議会で犬山丸の内緑地について質問がありましたが、その後ある市民の方から同様の件で相談に来られました。まずインターン生たちに現場を見に行ってもらいました。そちらで会った方達大人も子供も含め、意見をまとめてくれました。それは暗くて怖くて子供たちだけでは遊ばせられないなどです。近くにいた子供たちも、聞かれたら、遊びたくないと言っていました。以前の様子と今の様子を比べればすぐわかります。当時のパンフレットの写真と最近撮った写真を見ると草ぼうぼう、落ち葉だらけ。枯れ木などが見られ火事になりやすいところも多いです。(当日は準備した資料を渡しました)公園の様子がかなり荒廃していたことがおわかりになると思います。樹木だけではなく、ベンチなどかなりひどい状態です。石畳がないところは、足元が悪くて危険です。正直に言えば、公園ができてから、まるで何も手が付けられていないような状態です。パンフレットにはこのように掲載してあります。「園地中央北面の見晴し広場からは国宝犬山城が手に取るよう眺めることができ」 − 実はそちらから今は何もみえません − 他にも、「市民のやすらぎ場となっている。裸足になって、自分のすべてにふれあい休暇」現状では裸足になる気にならないよ!
とにかく、最初に着想したときの目的は果たしていません。やはり当時作られた状態をキープすることは当然です。前回の答弁で整備するのは文化庁の許可が必要と述べておられましたが草刈、剪定、掃除やベンチなどを直すのは普通の維持管理の範囲に入らないのでしょうか。維持管理はアメニティ協会に委託していると理解していますが、どのように指示されていますか。そして、ベンチ・遊具・石畳などは委託してある部分には入っていないと思いますが、その部分については、どの様に維持管理していますか。老朽化しているものは、直ちに修繕するべきと思います。誰かが怪我をしてからでは遅いです。市側はどうのように考えられていますか。造園の知識がある方に相談したところ、樹木の種類により数年毎に剪定や枝抜きなどしなければならないと教えて頂きました。当然ですが、そうすれば、以前のように明るくなり、川やお城もみえるようになります。現状はベストといえません。最初に着想したときの目的を果たし、パンフレットに書かれているように「市民のやすらぎの場となっている」の責任を果たさなければならないと思います。行政のお考えを教えてください。

回答:
整備後16年が経過しており、整備当時の状態をキープができていないことは、認識をしております。維持管理上最小限度の行為は対像となり作業ができることとなりました。教育委員会の許可の範囲で基本的に以前のような状態に戻すのはノープロブラム(問題ない)。そのうちそのうちとここまできてしまった。議員の指摘されたことについては反省に値する・・・やろうと思えばやれます。改善させるよう約束します。

3. イベント開催するときのセキュリティ対策について

新しいものから伝統の祭りまで、犬山で数々の行事、イベントが開催されています。賑やかな街の風景、たくさんの人々の楽しんでいる姿を見るたびに、犬山市の魅力を感じます。それらの素晴らしいイベントが開催されても、一部の心無い人たちの不適切な行為で、それらが台無しにさせられるのは残念なことです。最近、行なわれたイベントの一つで不愉快な事件がなければ、大成功だったものがありました。それはイベントの参加者の一人が暴力を受けた事件でした。始めはかるくからかわれていた程度が、祭りの終わるころには事態がエスカレートしていき、ついに暴力沙汰となり、結局は殴られた参加者は病院まで行き仕事までも休まなければなりませんでした。この事件のおきた場所はイベントのメイン会場で屋台が多く出でていて、当然人も一番多く集まる場所でありました。にもかかわらず、こういった事件が起きたのです。なぜここまでエスカレートするまでに食い止められなかったのでしょうか。勿論、悪いのは暴力事件を起こした本人であることは当たり前ですが、充分なセキュリティ対策を考えていなかったのではないかとも考えられます。そしてこのような事件があった以上、当然何らかの対応をしなければならないと考えられます。同時に再発防止策も作らなければならないことは間違いありません。少なくてもそれぐらいをしなければ我々が職務怠慢と考えられます。英語で諺があります、“an ounce of prevention is worth a pound of cure”、ようするに1グラムの予防が1キロの治療の価値がある。イベントを開催するとセキュリティとして一番役に立つのは、大勢の人の目です。役員や参加者やお客さんの目です。いつでも、どこでも防犯カメラがあると同様のネットワークになります。それを活用できれば力になると思います。しかしそれを活用できるようなプランが必要です。非常時に皆さんがどうしたらいいか、わかりやすいプランです。これからイベントを開催するときのセキュリティについての戦略をどう考えておりますか。

回答:
イベントの主催者は細心の注意を払い、何事があっても主催者の責任のもとに解決させるべきものと考えます。今回、ご指摘のような心ない人たちのトラブルがあったことはまことに遺憾なことです。次回にはこれを教訓にされ、よりよい催事になることを期待したいと思います。先ず、主催者・本部の対応をしっかり、責任者は本部に待機する。徹底のためには、本部体制や諸注意事項チラシなどにして関係者に配布する。不測の事態のときにそれを見ればどこへ、どのように報告したらいいのかがわかるような内容で作成する。こうすれば自ずと関係者間のネットワークが計れるものと思います。議員ご指摘の戦略とはこういう事ではないでしょうか。今後、市の関わるイベントの開催には、主催者へ以上のような助言なり指導を行い、万全を期したいと思います。
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■初議会初質問:情報公開(約2分40秒)
去年6月に議会公開についての質問をして、翌年3月からのインターネットによる議会中継開始につながりました。
■犬山NETプログラム(約1分40秒)
中学一年生が英語で自己紹介を学ぶためのビデオの一部です。学校で教えていたときに作ったものです。
■投票権を大事に(約1分15秒)
前回衆議員選挙前の一票の重みについてのインタビューです。
■ビデオプロフィール(約3分)
若者向きテレビインタビューとプロフィールドキュメント
下記の様な防犯ノウハウをどんどん出したいと思います。参考にして下さい。今回の議会では「家庭の安全確保と窃盗の防止」と親や教師、子供たち用にロールプレイ方式で子供に自らをどのようにして守るかを教える参考事例を出しました。これからホームページに載せるようにしたいと思います。ご希望の方はビアンキ事務所までご連絡下さい。
■ホットニュース
■犬山ものがたり■
6月議会で上記冊子の英訳について聞きました。その後に業者が自ら正しい翻訳を市に渡すことを決めました。そしてこれから市が発行するものは当局課長レベルで業者からもらう翻訳を認める前にネイティブスピーカーのチェックを行なうようにすることになりました。

 ■地域 安全■
防犯の件で交通防犯課から6月28日連絡がありました。次回の広報(7月1日版)に防犯ノウハウを掲載し、また防犯チラシも配ることになりました。6月の議会で提案し交通防犯課の課長から早速ビアンキ事務所に「アドバイスありがとう、やります!」という連絡があったことはとても嬉しいです。「こちらこそ、ありがとうございます!」

 ■四季の丘環境改善委員会■
本委員会の特別委員になることになりました。先日善師野台の住民団体と意見交換が行われました。テーマはごみ焼却場でした。何よりも感じたのは住民と行政のコミュニケーションが足りないことです。それで難しい課題がもっと難しくなってしまいました。

 ■日経新聞の取材■
取材を依頼され、8月23日に東京本社から記者がビアンキ事務所にみえました。

 ■各国の大使犬山へ訪問■
外務省のプログラムで20カ国の大使が愛知県へ来訪します。犬山の案内を手伝うことになりました

 ■さむらい展■   
戦国時代・さむらい資料などの展示がアメリカでできるように故郷のニューヨーク市に帰りました。そちらで日本の領事館、自治体国際化協会(CLAIR)、ジャパンソサエティ(日米協会), ブルックリン区長Marty Markowitzとニューヨーク州会議員Martin Goldenの事務所を尋ねました。目的年は2007年です。
 ■ブルームバーグニューヨーク市長と会う■
先月の里帰りで現ニューヨーク市長ブルームバーグ氏にお会いできました。「高校生のときフランス語で落ちた、お母さんに叱られましたよ。いったいどうやって日本語を覚えましたか」とブルームバーグ市長に聞かれました。肩をすぼめて、「私は市長さんが思うほどできないですよ」と返事をしました

 ■キワニス・クラブでトーク■
 地元のブルックリンのキワニス・クラブでトーク依頼され7月1日に訪れました。
■交流ニュース

うなぎパイを送っていただいた友達のために撮影した写真です。三人のインターン生とビアンキとニール。彼はロンドン大学で博士号を取っています。論文研究のため事務所を訪問されました。
■第二回インターン生紹介と志望動機




勝間田智 南山大学 人文学部キリスト教学科3年(愛知県 三好町)
自分のなかで政治のイメージはあまり良くないが、自分は政治のことをほとんど何も知らないと思い、インターンに参加しました。ビアンキ議員のところを希望したのも、外国人が日本の為に頑張っているという所にとても惹かれました。自分自身、日本の為に頑張っている外国人を知っていますが、彼らの考え方や情熱というのはとても勉強になり、自分にとって得るものは大きいと思っています。自分の全然知らない政治という世界で、頑張っているビアンキ議員から学ぶことは数多いのではないかと思い、それらを学び、これからの自分に何かしら生かしていければ良いなぁと思っています。

畑田紘孝 滋賀大学 経済学部経済学科3年(愛知県 一宮市)
本気で良いまちを作っていきたいというビアンキ議員の情熱にひかれて、インターンさせていただきます。私が投票する人達は、実際どんなことをしているんだろう、という興味ではじめました。普通に生活してるだけじゃ、議員の活動も行政の現場も見ることができないし、私は将来まちづくりに関わっていきたいので、このインターンを新たな視点を得る機会にしようと思います。

向山りえ子 愛知教育大学 初等教育人文社会系3年(愛知県 小牧市)
議員インターン自体を知ったのは、友人が前回ビアンキ議員のインターン生で、ビアンキ議員の下で学んだ事、ビアンキ議員の人柄、事務所のアットホームな様子を聞き、興味をもちました。他の友人もビアンキ議員の教え子で、授業がとてもおもしろかったと言っていました。そして実際に交流会でビアンキ議員と恵子さんにお会いし、もうこの人のところにインターン生として行くしかない!と(勝手に)思いました。私は将来、社会科の教師になりたいのですが、まず社会の仕組み、例えば、行政はどう動いているか、市民の声というのはどれだけ反映されているのか、ということが全くわかりません。ビアンキ議員の下で、その事実を実際に自分の目で見て、そこから自分は何ができるかと発展していければと思っています。

●●●けいちゃんコーナー
ビアンキ・恵子
名古屋に住んでいた時、近所同士あまり良く知らなかったし、そして住民たちも自分の町についてまったくといっていいほど興味を持っていないような気がしました。それは普通のことだと思っていました。犬山に移り住んで自分の町の為、何か出来ないか、もっとよく出来ないかと考えている市民の方達がとっても多いということを知り、犬山は不思議な町だと感じました。アンソニーの仕事のやりがいは、犬山大好きという方たちと一緒に協力して何かができることです。私も一緒にお手伝いできることも嬉しいです今回の一般質問で取り上げた件の中で前回のインターン生の酒井君は大学で勉強したことを犬山でもできないかと、アイデア(パブリックコメント)を持ってきました。「犬山丸の内緑地」については、ある市民の方が事務所を訪ねてみえました。いつも、質問を研究しながら、専門の知識がある市民の仲間と相談し、インターン生の若いパワーも力になります。そして議員インターンシップコーディネイター岡崎靖子さんも犬山出身でアンソニーの教え子です。彼女は市長・県議・市議たちとインターン生との間に入り日々走り回り若い人たちとの橋渡しになり、頑張っています。
結局、犬山大好き人間が集まれば何でも出来ると思います。今回の一般質問もみんなで協力した結果、行政からもすべて前向きな答弁をもらうことが出来ました。
本当にいつも皆さんに感謝しています。




ビアンキ事務所
犬山市犬山東古券172
メゾンヤマモト103


TEL/FAX:0568-62-6016
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