前例よりも前進 条例よりも常識 2005年春、夏号 VOL.8・9号

■中間報告:進行・反省・勉強・行動

















 任期も後半に入りました。これからの計画を立てていく中で、今までの公約の進捗状況の点検や至らなかった点の反省が必要と強く感じています。「私の生まれた故郷はニュ−ヨークです。私の選んだ故郷が犬山です。」これは2年前の街頭演説の時の一文で、先日原稿を読み直してみました。自分の政策として@情報公開ANPOや市民団体の推進B教育現場の現状の見直しC本格的な交流の四点を重視しました。「もっと透明性のある市政を目指したいと思います。議会をもっと身近なものにしなければなりません。その為に、インターネットやケーブルテレビで議会の様子を放送できるようにします。」(街頭演説の一文より)市民の賢明さを信じています。…だから情報を公開すればするほど市の強みになります。この2年の間で議会インターネット中継が始まり、入札情報やその結果が市のホームページで見ることが出来るようになりました。またこれから、パブリックコメント制度の開始や市の経済情報、予算書、決算書等をCDなどで見えるようになります。「NGO、NPOやボランティアグループがもっと自由に活躍できるような環境を作ります。」(街頭演説の一文より)…これは大事なことですがまだまだ努力しなければいけません。市民団体と行政側とのバランスが悪いし、行政側は市民団体の役割に対しての認識を変えなければなりません。これからも頑張って不足な点の改善に努力したいと思っております。「教育は現場で行ないます。私は長年の英語講師としての経験から学校現場がよくわかっています。学校現場の具体的な様子を見直します。」(街頭演説の一文より)…教育は何よりも大切な幅広いテーマです。犬山市外国人英語講師たち(NET)が作ったテキストを全市の中学校一年生に配れることになりました。議会でもLD(学習機能障害)などを扱おうとしていましたが、まだ不足な点が多くこの課題についてはもっと前進が見られるように頑張ります。「犬山市の誇る文化や伝統を大事にします。世界に宣伝します。世界の文化を犬山へ呼びます。本当の国際的な町犬山を作ります。」(街頭演説の一文より)…ジャパンソサエティのニューヨーク本部からの研究者を犬山に案内したり、アメリカから70人の高校生ジャズバンドと合唱団を招くなど、様々な国際交流行事に参加や支援をさせていただきました。これからもこういった活動を続けていきたいと思っております。これからも上記の4大公約の達成を進めながら、今までの勉強や経験を踏まえて扱いたいこと、防犯、ゴミ問題等に取り組みたいと思います。そして中でも、政策の追加点として一番力をいれていきたいのは、責任のある財政の使い方です。コスト意識を高く持ち、無駄使いのない行政を目指せば、現在の市の予算でも、より良い活動がたくさんできると強く信じています。中間報告の最後として、街頭演説の一つの台詞で終わらせていただきたいと思っております。「議員の仕事は自分がやりたいことよりも、市民がやってほしいことの実現です。犬山市民が理想としている犬山を実現させるため頑張ります。」
■ニュースレター・ホームページ、自分の情報公開
情報公開と云えば、我々、ビアンキ事務所のスタッフは議員の活動について市民に報告する義務があると信じています。ですから、できるだけ頑張って広い範囲でニュースレターを配ったり、ホームページで最新情報や活動日記などを掲載したりしています。第1回目のビアンキ会ニュースは3500 枚ぐらい配布しました。議会ごとに増やし、今回は1万枚を配布します。その為、初めて読んで頂く方もみえると思いますので、バックナンバーに関心のある方は下記のホームページでご覧になってください。又はビアンキ事務所にご連絡頂ければ郵送させて頂きます。
メモ:今回のビアンキ会ニュースは3月議会報告と任期中間報告合併号として発行させて頂きました。次回は第10号で6月と9月の議会報告を掲載させて頂きたいと思っております。
www.bianchi-inuyama.com
■ホットニュース











■米国大統領から犬山市民への手紙■
青木団地の大野みちこ様は、「ブッシュ元米大統領80歳の誕生日にスカイダイビング!」のテレビ放送を見て感動し、「ブッシュ元米大統領に連絡したい」と思い、当事務所に相談がありました。大野さんの手紙を訳して、説明を付け、アメリカ領事館と相談の上で手紙を送りました。そして数週間後に返事が来ました!
(左:青木団地大野みち子様とご主人光夫様がブッシュ元米大統領から届いた手紙と写真を持ってビアンキ事務所を訪ねて来ていただいたところです。)
■「丸の内緑地」最新情報■
去年市民より「犬山丸の内緑地」の公園の様子についての相談がありました。やはり作った当時と比べたら非常に荒れていました。九月定例議会でこの公園の管理について一般質問をさせていただきました。市長と行政の理解を得て、すぐ動いていただき、市民の皆さんのために公園がきれいになりました。皆さん是非利用しましょう(右:「犬山丸の内緑地」の中からの景色です。明るくなって、犬山城も木曽川もしっかり見えるようになりました。最初に着想したときの様子に戻されました。)
■本格的に英語を勉強できる■
犬山市の教育委員会はNET(外国人英語講師)作成による勉強本を発行しました。今年4月に市内全中学校一年生に配られました。この前の12月定例議会でそれを提案し、市側が価値を認めうえで、NET先生たちと協力して、新学期に間に合うようお互いに頑張りました。知っている限りで、外国人先生が作った教材を製本にして全市の生徒に配られるのは初めてです。(左:犬山NET先生が市の生徒たちのため作った本を持っています。犬山市にはNET先生は6人います。各中学校に1人いて、小学校全校に2人が回っています。

■一般質問ダイジェスト




































1.道路美装化工事について:
何といっても市民は支払った税金に見合うものやサービスを受ける権利があるのです。その権利が享受されないときは何故かを調べないといけません。また適切な解決も探さないといけません。そして二度も同じことが行なわれないようにしないといけません。約一年前練屋町などの道路美装化工事が終わりました。しかし、すでに惨めな状態になっています。実は問題の発生しているのは練屋町だけではないのですが、そちらは特に目立っています。(議場でプリントが渡されました) 祭の車山が通るところでは特に目立つが被害は車山のためだけだとは思えません。現地の雰囲気や特徴に合うならば美装化工事は決して無駄なことではありません。この場合は現地が400年弱前から伝統的な祭がある城下町です。美装化はそれにあわせておこなうはずです。そこでお尋ねいたします。この問題はどのように発生したのか説明をお聞かせください。そして練屋町や他の美装化が終わった道路の現状についてのお考えを教えてください。これから問題が発生しているところはだんだん劣化していくことは目に見えていますが、今後どうやって対応するつもりでしょうか。 最後に一つ、これから新美装化工事が行なわれます。枝町や熊野町なども始まりました。また同じ問題が発生しないようにどのような対策を取っていますか。
回答:
これは全くミスだと思います。現状を認識しておりますが本当にひどいもんです。今回の教訓をふまえてこれから舗装していきます。練屋町については、出来るだけ早く補修方法を決定して実施していきたい。練屋町の皆さんには、大変ご迷惑をおかけしておると、この場をかりてお詫びしたいと思っております。

2.(城東小) 通学路について:
昔、学んだ表現ですが、“You can judge a society by how that society protects those who can not protect themselves.” 日本語で言えば、『ある社会を評価する一つに、社会が身を守ることができない人々をどうやってその社会が彼らを守ることができるか』ということです。 自分で身を守ることができない、我々に頼るしかない人々の中では我々の子供がいます。我々の子供、犬山の子供は安全に学校へ行ける道を保障されなければなりません。もし我々がそれを保障できないなら批判に値します。(議場でプリントによる説明を行ないます。)写真で通学路に出ている釘三本が見えると思います。道路に沿ってあるガードレールは道路との間に約40センチもあいているので、もし子供がつまずけば、何メートルも下まで落ちて、大怪我をする可能性があります。この鉄板の歩道がずっと手入れされていないためガタガタになっており、段差ができ、あちこちにひびが入って、隙間から下まで見えるところもあります。完全に釘がとれているところもあります。釘がなくなっているだけで、簡単にはずれてしまう鉄板もあります。建築家の意見も求めました。その方の意見によればこの歩道は非常に危ない状態だそうです。それを直すのは普通の維持管理の範囲です。そちらが県道だとわかっていますが、登校している子供は犬山の子供です。県に維持管理の責任を持たせ、出ている釘や釘がなくなったところと段差になってしまったところを補強する。そしてガードレールを一本付け加えてもらわないといけません。必要があれば市から材料を準備して県に補強して頂く。相談した建築家によれば、その材料費は約20万程度で十分出来ると教えていただきました。市や県の予算の中で子供の安全のためならば、どこかで20万円を捻出出来るはずです。 とにかく、この問題について市からすぐに県に正式に訴えることをしていただきたいと思います。
回答:
通学路の安全を確保することは本当に大切な仕事だと思っております。学校の方も是非要望をあげていきたいということで、来年度出来るだけそれが改善の方向に行くように要望を進めて行きたいと思っております。

ビアンキのコメント:
要望というのは新しい工事をやって欲しいというイメージですがこの写真を見ると、この道路はずっと手を入れていないので、それを踏まえて県に訴えていただければありがたいと思います。(要するにこれは普通の維持管理範囲です。)

3.たらい回しやサービス精神育成:
『市職員は自己弁護、たらいまわし、責任がなく、身の保全』それは広報犬山の『市民の声』に掲載されていた一般市民の意見です。極端な表現かもしれませんが、なぜこの市民はそう思っているのか理解出来ます。先日、私はある課に電話をしました。『ドコドコ 課のナントカ 担当です。』『おはようございます、ビアンキです。いつもお世話になっております。』『はい』『伺いたいことがありますが』『なんのこと』聞き間違えたと思いました。もう一度、『伺いたいことがありますが、お聞きしてもいいですか。』もう一度、『なんのこと?』と、言われました。こういった受け答えをされたのは初めてではありません。珍しいことでもありません。若い人なら先輩方に注意されるはずで、ベテランの職員もいます。こういった態度のために、一般市民は「市民の声」に手紙を書いて市の職員に対して批判的な意見を持ちます。それが、たらいまわしなどの原因になると思います。他市では調べてみると、たらい回し防止やサービス改善のために、様々な対策をとっています。最近はやっているのは、コールセンターです。実は、犬山の電話交換手の皆さんは十分頑張っていると思います。問題は交換手の次の段階です。コストがかかるコールセンターよりも、もっと基本的な解決があると思います。それが職員のサービス精神育成です。どんな人間関係でも、ベースは礼儀です。礼儀は挨拶で始まります。(議場でプリントが渡されました)横浜市西区窓口憲章が見える。笑顔で挨拶・積極的に声をかける・分かりやすい説明をするなどが載せてあります。残念ながらそれを行なわない場合が多すぎる。この建物の中にある部屋に入れば職員が何人いてもだれも声をかけてくれない。プリントに同局の方針のなかで、市民の立場に立って丁寧な応対、分かりませんと言わないようにする。等も掲載してあります。先日施政方針演説の中で、市長が「犬山というまちに住む人に生きる喜びを提供する。市役所の行政サービスとは、その哲学のうえに立脚するものです」と述べられました。それを先ほど市民の声に、手紙を書いた市民の気持ちと比べれば、やはりギャップがありすぎます。そこでお尋ねしたいとおもいます。犬山市職員のサービス精神育成のため犬山版のマニュアルを作ることについて、そしてそれの必要性についても含めてお考えをお聞かせください。

回答:
この問題はなかなか根が深いと思います。「実に愛想がない」「挨拶しない」「名前を言わない」「無責任」「たらいまわし」私は、そういう事を是正するために市長にさせていただいておるという気持ちもあります。この仕事は極めて熱心にやっております。全く目に余る職員は、極々一部です。ただし、役所は、意欲の無い職員を擁護する組織なんです。行政の組織事態にそういう構造的な欠陥を抱えているということもあると思います。結論ですが、「やります。」「エンドレスにやります。がんばります。」


今回の一般質問で 「ITを通したサービス改善について」と「 電子掲示板について」も聞きましたが場所の都合でこちらに掲載しません
■第3期インターン生:インターンを通して学んだこと



















浅井美帆(中京大学3年生):
人見知りが激しく、少しでも自分を変えたい。そんな気持ちでインターンを始めたのが私の理由でした。思い返すと、本当に自分自身を見つめ直し、責任を持って行動する事、人との繋がりの大切さを身をもって感じた二ヶ月でした。当初、目的としてきた『自分を変える』という点では、反省点も多いですが、目標をもって行動してきたことで、今までの自信のなかった自分から、少しは成長できたと思います。沢山の人との出会い、その一つ一つが本当に宝で、この二ヶ月は、本当に楽しくて充実していました。そして、その機会を与えて下さりいつも家族の様に暖かく接して下さったビアンキ事務所の皆さんには本当に感謝しています。学生の内にこんな貴重で素敵な体験、時間を過ごせた事を誇りに思います。

丹羽雄大(立命館大学卒業):
ビアンキ議員を見て感じた事は、議員の仕事は作り出せば、きりがないほど忙しいということです。それは、逆に言えば、仕事を生み出さなければ最低限をこなすだけでよくなるということです。そして、ビアンキ議員は前者で本当に神経をすり減らしてがんばっていました。このインターンを通して、さらなる自分の新しい人生に役立てそうです。議員をはじめ関係者の方々にこの場を通してお礼申し上げたいと思います。

小島里恵(名古屋大学3年生):
人目を気にして意見を言わないかつ狭い視野で動くという自分の短所と向き合い、もがき苦しむことができたインターンでした。ビアンキ議員をはじめ恵子さん、浩美さん事務所スタッフには厳しい注意も暖かい言葉もインターン中沢山頂き、それが何より嬉しかったです。家族の様に受け入れてくれた事務所の方達、喧嘩も達成感も共有したインターン生仲間、そして支えて下さった多くの人達の出会いは私の貴重な財産です。ありがとうございました。ここで得た経験や反省をその場限りにせず今後に活かしていこうと思います

柴田真幸(南山大学4年生):
今回インターンをし、本当に色々な事をさせて頂きました。これらの体験を生かし、これから自分がどう社会と関わっていくか、どんな将来像を目指すか、を決めていきたいと思っています。またこの場をお借りして、この二ヵ月の間にお世話になりました皆様に感謝御礼申し上げます。

●●●けいちゃんコーナー











今回アンソニーの卒業したザバーリアン高校から約70名のジャズバンドと合唱団が犬山に来てホームステイをしながら音楽を通じての国際交流プログラムが行われました。初めてくる日本、やはり彼らに少しでも良い印象や経験をさせたい。同時にザバーリアンの生徒達の良い印象も与えたい。それが1番望んでいたことでした。物理的に彼らの演奏や合唱をどこで聞いてもらうか、どうやって交流の場を持つか、ホストファミリーを探せるかなど心配でした。大勢の方たちと協力しながら準備が約半年かかりました。南部中学・明治村や丹羽高校・各務原高校・成田山・犬山市と特にホストファミリーのみなさんがすばらしい機会を作って下さいました。今回彼らと10日間を過ごし、感じたことがたくさんありました。ある生徒は「ホストファミリーにすごく感謝しているのだけど“ありがとう”しかいえない。他にどうやって表現したらいいの?」とアンソニーに相談してきたり、逆にホストファミリーからは「朝起きると布団がまったくしわもなく、使った形跡もない位きれいにしてあり、本当に行儀もよくびっくりしている」、「私達もザバーリアンの子供をみて自分達も子供の育て方を考えさせられた」などもありました。明治村で彼らの演奏が始まった時、実は私も妹も涙が出てきて、ふとアンソニーを見ると目が真っ赤で泣く寸前でした。このイベントは我々にとって今までの色々なことを思い出させ、遠いNYが本当に近く感じ、NYと犬山がアンソニーにとって同じ故郷と感じた時でした。国際センターフロイデで行われたフェアウェルパーティーでアンソニーの友達が彼らのプレゼントにと下駄を10足ほど頂き、今NYに戻った生徒は外に下駄をはいて出かけたり家の中でも履いているそうです。そしてホストファミリーがたくさんのご馳走を作って下さり生徒も先生方もびっくりしていました。空手の演舞では真剣になって見ていました。その後、丹羽高校のブラスバンドの演奏にはすごい拍手で会場は盛り上がり、そしてザバーリアンの合唱、続いてジャズバンド演奏でさらに盛り上がり、指揮者のジョーは指揮棒をトランペットに持ち替えて会場は拍手喝采で温度が急上昇、全員が一つになったすばらしい時間でした。ホストファミリーが彼らを見送るとき大勢が涙し、みんなでまたこの機会を作ろうと思いました。今回のイベントは私達にとって大きなもので、準備には大勢の友達の方やインターン生の第1〜3期まで手伝って頂きました。たくさんのミスや反省点もありましたがホストファミリーからは是非またやりたい、生徒からもまた犬山に来たいと言われたので大成功だったと思っています。心から本当にありがとうございました。



ビアンキ事務所
犬山市犬山東古券172
メゾンヤマモト103


TEL/FAX:0568-62-6016
mail@bianchi-inuyama.com

TOPぺーじへ戻る>>